こんにちは、chiccoです!
年末のインフルエンザから親子で順番にずっと風邪をひいていたのですが、今回は4歳息子が初めて溶連菌に感染してしまいました。
目次
溶連菌感染症とは
溶連菌感染症とは、正式には溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌が 主に“のど”に感染して咽頭炎や扁桃炎、中耳炎、副鼻腔炎などや 小さく紅い発疹を伴う猩紅熱といった病気を引き起こします。
子供だけでなく大人もかかることがある感染症です。
重症化し リウマチ熱、急性糸球体腎炎などの合併症を引き起こすことがあるため、注意が必要な感染症です。
溶連菌感染症の主な症状
◉ 38〜39℃の発熱
しかし、3歳未満ではあまり熱があがらないと言われています
◉ のどの痛み
◉ 体や手足に発疹
小さくて紅い発疹がでます。急性期を過ぎると発疹のあとに皮がめくれます
◉ イチゴ舌
舌にはブツブツができてイチゴのようになります
そのほか 頭痛、腹痛、首すじのリンパ節の腫れの症状もみられます
風邪と違い、咳や鼻水が出ないというのもこの病気の特徴です。
しかし子どもの場合は、もともと鼻水や咳が出ているときに溶連菌にかかる時も多いので判断に注意が必要です。
潜伏期間は、2〜5日ほど。
溶連菌感染症の治療
のどの検査で溶連菌がいることがはっきりしたら、抗菌薬を7〜14日間飲みます。
1日か2日で熱がさがり、喉の痛みも消えます。
✳︎ 2日以上たっても熱が下がらない。喉の痛みが強くて水分をとりにくい。そんなときはもう一度診察を受けましょう。
薬を途中でやめてしまうと再発し、リウマチ熱や腎炎をおこすことがあります。
完全な除菌をめざし指示通り最後まで飲みきることが大切です。
感染しやすい期間
適切な抗菌薬治療を開始する前と開始後1日間。
家族には特に感染症しやすいので、きょうだいや両親に同じような症状があれば早めに受診しましょう。
登園のめやす
抗菌薬内服後 24時間経過し 熱が下がっていれば通園・通学が可能になります。
登園時に保護者が記入する登園届が必要でした。
4歳息子の溶連菌の症状
【1日目】
朝、熱もなくいつも通りに幼稚園に登園。
お昼過ぎに幼稚園から電話が入り、少し顔色が悪く 立てないくらいしんどい様子で 熱が38.1℃あるから迎えに来てくださいとのこと。
急いで迎えに行くも帰って落ち着いてから体温をはかると平熱。
【2日目】
朝から平熱でしたが、念のため幼稚園をお休みし、ちょくちょく熱をはかるも 結局一日中平熱でした。
【3日目】
朝から平熱なので、幼稚園に行かせることに。
準備の歯磨きしていると、なんだかいつもより舌がブツブツしてる気がして気になり 幼稚園をお休みし受診。
ぜんぜん気がつかなかったのですが手の指の皮がめくれていました。
溶連菌感染症の検査は、綿棒でノドの菌をこすり取って行います。
そして、待つこと5分。。。
検査の結果、陽性でした。
熱も何の症状もなく元気でしたが、指示通り4日目もお休みして、5日目から登園しました。
処方されたお薬
セフェム系の抗生物質で感染症を治療するお薬「セフゾン細粒小児用10%」を1日2回 7日分。
あとは、鼻と痰と咳のそれぞれのお薬と 胸や背中に貼る呼吸を楽にする貼り薬のツロブテロールテープ 全て7日分です。
尿検査
溶連菌にかかった後、溶連菌感染後急性糸球体腎炎という腎臓疾患を合併することがあるそうです。(2%未満)
そのため、1週間後以降に尿検査に来てくださいとの事でした。