こんにちは、 chiccoです!
5歳の息子が口唇ヘルペスと診断されました!
口唇ヘルペスの原因や症状、もらったお薬などを記録しています。
目次
ヘルペスウイルスとは?
よくみられるウイルス感染症の1つに、ヘルペスウイルスによるものがあります。
人間に感染するヘルペスウイルスは8種類あります。
◉ 単純ヘルペスウイルス1型
◉ 単純ヘルペスウイルス2型
◉ 水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウイルス(ヘルペスウイルス3型) 水痘や帯状疱疹の原因となる
これら3つのウイルスは、皮膚や粘膜に水疱を作る感染症を引き起こします。
◉ エプスタイン-バーウイルス(ヘルペスウイルス4型)
伝染性単核球症を引き起こし、特定のがん(上咽頭がん、バーキットリンパ腫、ホジキンリンパ腫)などにも関与している可能性があります 。
◉ サイトメガロウイルス(ヘルペスウイルス5型)
新生児や免疫機能が低下している人に重篤な感染症を引き起こします。また免疫系が正常な人でも伝染性単核球症に似た症状を引き起こすことがあります。
◉ ヒトヘルペスウイルス6型
◉ ヒトヘルペスウイルス7型
これら2つのウイルスは、突発性発疹と呼ばれる小児の感染症を引き起こします。
◉ ヒトヘルペスウイルス8型
エイズ患者のような免疫機能が低下してる人に、特定のがん(カポジ肉腫やいくつかの種類のリンパ腫)を引き起こします。
口唇ヘルペス感染症
口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルス1型によって引き起こされます。
単純ヘルペスウイルスには1型と2型があり、1型は主に顔、口唇、眼、皮膚部位、中枢神経などの上半身に発病します。2型は外陰部や尿道に発病します。
口唇ヘルペスの原因
口唇ヘルペスの原因は 水疱内の透明な液や唾液、ウイルスがついた手指や器具(保育園や幼稚園などでは玩具)からの接触感染や、患者のくしゃみや咳による飛沫感染が考えられます。
初感染は 生後6ヶ月〜3歳頃にかかり、多くは知らないうちにかかっています。
初感染した後 潜伏感染が続き、二度と症状が現れない場合もあれば、何年も経過した後にウイルスが再び活性化し再発する場合もあります。
再発の要因には、風邪、発熱、疲労、生理、ストレス、免疫機能の低下などがあり、
口唇ヘルペスは、歯科処置を受けた後や唇に過剰な日光が当たった後など、物理的外傷に引き続いて起こることもあります。
口唇ヘルペスの症状
口唇ヘルペスは、唇や口の周囲が 部分的に赤く腫れたり、小さい水ぶくれができたり ただれやチクチクするような痛みを伴います。
息子も上唇にプツプツとしたできものと、赤く腫れた部分からは血がにじんでいました。
下唇には、少しのプツプツと、白い口内炎のようなものがありました。
食べ物を食べると、そこが痛いらしく 食欲もおちてしまいました。
病院での診断
今回、病院では いつから症状が出たかと 発熱の有無を聞かれ、検査はなく視診・触診での診断でした。
多くは 視診・触診で診断するそうですが、場合によっては採血などにより検査をすることもあるそうです。
口唇ヘルペスの治療
口唇ヘルペスの治療には抗ヘルペスウイルス薬が処方されます。
今回は、
・アシクロビルの内服薬を1日3回 / 5日分
・デキサルチン口腔用軟膏2gを 1日3回患部に塗布
デキサルチン口腔用軟膏は、口内炎や舌の荒れを治療する副腎皮質ホルモンの軟膏です。
また、感染を防ぐため 患者が使用した食器やタオルは共用せず、使用後は洗剤で十分に洗いましょう。
口唇ヘルペスは体の抵抗力が落ちたときに再発します。
再発予防のため、日ごろから疲れやストレスをためこまないよう注意が必要です。
そのほか、バランスの取れた食生活、手洗いやうがいを忘れずに行いましょう。