こんにちは、 chiccoです!
私は 1人目の出産が帝王切開だったので、2人目も帝王切開での出産でした!
一度 帝王切開手術を経験しているので、あらかじめ手術日の決まっている2人目の手術は落ち着いてのぞめました!
しかし、手術中から体に異変がおこりドタバタだったお話です。
目次
予定帝王切開手術の入院当日
前日の夜9時から絶食、当日は朝7時から絶飲食で8時に入院しました。
前日の夜に出産ラッシュで部屋が一気に埋まってしまったため、分娩室にある分娩台の上で手術着に着替えて待つよう指示がありました。
リラックスできるよう分娩台の上のモニターにテレビをつけてくれましたが、内容が全然はいってこず(笑)
ただ ドキドキしながらテレビを見つめてすごしました。
怯えていた脊髄麻酔
手術前に右肩に筋注をし、15分くらいたった頃にいよいよ脊髄麻酔!
脊髄麻酔は背中にうつ麻酔で、横向けに寝転んで 膝をかかえて背中をまるくした状態でうちます。
1人目出産の時は硬膜外麻酔という同じような麻酔をしたのですが、めちゃくちゃ痛かった記憶があり、
2人目出産は帝王切開手術よりも この麻酔に怯えていました(汗)
しかし、今回は1分間隔でくる陣痛のない状態でのぞめたので上手く丸くなれたのか、先生が上手だったのか、
痛いのは痛いけど、1回で上手くいったし 恐れるような激痛ではなかったです。
麻酔がおわり仰向けに寝ころぶと、先生から頭をもう少し下げるよう指示があり、看護師さんが手術台のヘッドの部分を調整してくれました。
手術スタート
麻酔が効いたのを確認し、いよいよ手術スタート!
ここからは前回同様 時々ひっぱられたりする感覚があるくらいで、赤ちゃんが出てくるまですごく早かったです。
産まれてすぐの元気な赤ちゃんの顔を見せてもらいひと安心。
そのあと お腹を縫ってもらっている間に、赤ちゃんの計測がおわり、手術室の外で待っていた夫と長男に看護師さんが赤ちゃんを見せに行ってくれました。
これって麻酔の副作用!?
その時私の体が急変し、息ができない状態になりました。
息苦しいと訴えると 酸素吸入のマスクをつけてくれましたが、それでも息苦しい。
手術室の外で楽しそうに話している夫や子供たちとこのままもう会えないのか…人が死ぬ時ってこんな感覚なのか…なんて考えていました。
しばらくするとようやく息ができるようになりました。
息ができるようになると 今度は、右肩に痛みというか 極度のだるさというか とにかく肩を動かさないといれない状態(ビートたけしさんのモノマネの動き)になり、(笑)
先生「動かないでください。」
私「すみません、でも肩が…」
看護師さん「動かないでください!」
私「ごめんなさい、分かってるんですけど肩が…」
そんなやりとりを何回も繰り返し、めちゃくちゃ押さえつけられて手術は終了。(笑)
あとで看護師さんに聞くと、たまーにそんな方がいるようで 背中の麻酔が上にまで上がってきていたのかもしれない、との事。
出産って、本当毎回ドタバタと大変なんですね…
でも、赤ちゃんの顔を見たり、抱っこしてるとそんな事全部ふっとびました!
帝王切開で2人を出産して
最近は帝王切開で出産される人の割合もふえてきましたが、未だに 帝王切開は楽でいいわね〜、陣痛の痛みを経験して母親になる、というような時代遅れな事をいわれたりします。
これから帝王切開で出産される予定の方は、そんな事を言われても聞き流してくださいね!
どんな出産であっても母親は世界に一人だけ!
帝王切開手術の恐怖に打ち勝った強さを持っているのですから、胸を張って育児しましょう!
ふた昔前なら 母子ともに助からなかったかもしれないと思うと、今の時代に感謝ですね!