こんにちは、chiccoです。
我が家の愛娘の初節句にあたり 私が子供の頃に飾っていた うん十年前のひな人形を飾り付けしてみました!
しかし、いざ飾り付けし終わると。。。
あれ?なんだこの小物たちは??
母が昔に撮っていた写真をみながら並べてみたものの、なにせ昔の写真なので 細部までよく分からずに いくつかの小物が残ってしまいました。
せっかくなので、この機会にひな人形の人形たちの役割や意味 各段の飾り方などを調べてまとめてみました!
七段飾りの意味
昔から七は縁起の良い数字とされていて、別名「十五人飾り」とも呼ばれています。
各段の飾り方
1段目 親王
左に男雛、右に女雛(京式は反対)後方に屏風、左右にぼんぼり、中央に桃の花をさした瓶子(へいし)をのせた三方を置きます。
〈男雛〉冠は、えりがまっすぐ立つようにかぶせ、右手に笏(しゃく)、太刀(たち)は左腰の袖の下にいれます。
〈女雛〉桧扇(ひおうぎ)は、開いて手に持たせます。
歌にもある♪お内裏さまとおひな様〜♪の「お内裏さま」とは正しくは男雛と女雛の一対のことを指します。
2段目 三人官女
左右の官女は白酒をつぐ道具、中央の官女は杯をのせる三方を持っています。お祝いの席で食事のお世話をしている様子を表しています。
ちなみに中央の官女は既婚者なので眉がなくお歯黒になっています。
左の官女は提子(ひさげ)、右の官女は長柄銚子(ながえのちょうし)を持ち、それぞれの間に高坏(たかつき)を飾ります。
※写真では階段になっていますが、本来はそこに高坏を飾ります。
三段目 五人囃子(ごにんばやし)
よりすぐりの美少年たちが楽器や謡(うたい)など お内裏さまの前で演奏して、結婚式のお祝いをしています。
左から、太鼓、大鼓、小鼓、笛、扇をもっています。
四段目 随身(ずいじん)
左側に右大臣(若者)、右側に左大臣(老人)で、ボディガードとしてお内裏さまを守っています。
左手には弓を持たせて袖にはさみ、矢は羽根を下にして右手に持たせます。
背負い矢は、向かって右肩から先が見えるようにします。
間に御膳や菱餅を飾ります。
五段目 仕丁(しちょう)
左から怒り上戸、泣き上戸、笑い上戸のお世話役三人組で それぞれ外出時に使う台笠(だいがさ)、沓台(くつだい)、立傘(たちがさ)を持っています。
※京式はそれぞれお掃除道具を持っています。
左側に橘、右側に桜を飾ります。
六段目 お道具
お姫様の嫁入り道具を表しています。
左から、箪笥(たんす)、上に 狭箱(はさみばこ)下に 長持(ながもち)、鏡台、針箱、火鉢、衣装袋、茶道具を飾ります。
七段目 お道具
お輿入れ道具を表しています。
嫁入り道具を嫁ぎ先へ担ぎ入れる為のお道具たちです。
左から、籠、重箱、御所車(牛車)
注:各メーカーや規格などにより、この飾り方とは違ったりすることもありますので 正式な飾り方は各メーカーにお問い合わせ下さい。
わが家の雛人形には階段がついており、この階段の位置にすごく悩みました。
階段付き雛人形は当時の流行で、階段の位置は一段目から二段目にかけてだったり、三段目から四段目にかけてだったり各メーカーや規格により色々だそうです。
悩んだあげく、一段目から二段目に飾りました。
ルールや決まりごとも大事ですが、親子や家族みんなで飾り付けを楽しめるといいですね!
それぞれの人形たちが表現する世界観を想像しながら飾ると きっとこれまでと何か印象が変わったり、より愛着がわいてきますよ!
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