銅製卵焼き器 使用レビューと人気おすすめメーカー3選!

こんにちは、chiccoです!

この度 わが家の卵焼き器が寿命を迎えたので、憧れていた銅製の卵焼き器を新たに購入しました!




銅製卵焼き器を購入した理由

 

今までテフロン加工のものを使用していたのですが、すぐに表面がはがれてきて くっついてしまい度々買い替えが必要でした。

何度も買い替える事を思うと、高価でも銅製卵焼き器を長く使うほうがいいのではないかと思い購入しました。

 




銅製卵焼き器の魅力

卵焼きの焼き上がりを比較すると、

テフロン加工製卵が硬くつまった感じの仕上がり
鉄製水分が多く べちゃっとした仕上がり
銅製 ふっくらとして 中はしっとりジューシーな仕上がり

銅製卵焼き器は、いつもと同じ材料 同じ作り方なのに ふっくらとして 中はしっとりジューシーな仕上がり。それは焼いている途中でも感じました。

プロ用調理器具には銅製品がよく使われています。

プロの料理人が使っていると聞くととても難しく感じてしまいますが、素人だからこそ銅製の調理器具が料理の腕をあげてくれるのでオススメです!

木柄をはめ直したり交換したり 普段のお手入れもきっちりしていれば一生ものになります。

そして何といっても美しい。今どきの洋風調理器具にはない日本が誇るべき 背筋がのびるような凛とした美しさがあります。

台所に置いているだけで 誰に対してか分からない優越感があります(笑)

銅製卵焼き器の種類

卵焼きの世界は奥深く、地域によって様々です。

代表的なのは東型(関東風)の正方形と 西型(関西風)の長方形(たてなが)のタイプです。

これは食べられている卵焼きに違いがあり、

関東風は江戸前ずしに起源があり甘くて濃く 砂糖が入っているため焦げ目がつきますが それはよしとされているのでたっぷりの卵を使用し1/2幅に 厚く巻くので正方形が向いており、穴子やうなぎなどを入れて焼く時にも扱いやすいそうです。

関西では、だし巻きのようにたっぷりのだしを使い 1/3幅にうすく何度も返しながら巻いていくので 長方形の方が焼きやすく向いています。

ほかにも、名古屋型(よこなが)と京都型(西型よりさらにタテにながい)などがあります。

名古屋の卵焼きはヘラを使って横にまいていくのでよこなががいいそうです。京都型の理由はわかりません(笑)

それぞれ特徴がありますが、一般の方が使うには長方形の関西型が使いやすいと思います。

銅製卵焼き器の使い方

初めて使う前は、まず台所用洗剤で洗います。

卵焼き器を少しあたためて食用油を何回かひき1〜2分ほど油を充分になじませてから焼いていきます。すると 面白いほど全然ひっつきません!

使用後、内面はキッチンペーパーでふきとるだけでよく、外面は油のかすをよく取ってください。

注意すること

◎強火での使用、空だきは絶対にしないこと!

銅は熱伝導がいいため、強火にかけると数分で空だき状態になります。

空だき状態になると表面の錫(すず)塗装がとけて サビの原因になります。

※錫(すず)やサビは人体には無害です。

◎調理したものを長時間 鍋に保存しない!

銅は塩分や酸気に敏感なので サビの原因になります。

◎落としたり 強い衝撃を与えない!

銅は柔らかい金属なので 変形することがあります。

おすすめの銅製卵焼き器

【中村銅器製作所】

創業80年の老舗の工房で、今もなお 昔ながらの手法で銅鍋をひとつひとつ丁寧に作り上げられています。

プロも愛用する〝一生ものの調理道具″としてファンも多いです。

① 関西型12cm   卵の目安 2〜3個

② 関西型10cm   お弁当サイズ

   卵の目安 1〜2個

【工房アイザワ】

新潟県に社屋をかまえる大正11年創業の老舗道具店。

使い手のニーズに合わせて柔軟に変化 対応を重ねた商品を生み出しています。

美しさと使いやすさを兼ね備え、鍋から軽量スプーンまで ひとつひとつ丁寧に作られています。

 

① 関西型12cm   卵の目安 2〜3個

 

 

② 関西型9cm   お弁当サイズ

   卵の目安   1〜2個

【丸新銅器株式会社】

創業72年の老舗、銅製の玉子焼器や鍋類などの厨房用製品が作られています。
こちらの製品には、関東型や関西型以外にも 名古屋型や京都型があります。
今回、私が三ノ宮のセンター街にある西尾調理道具専門店で購入したのも丸新の卵焼き器です。
◯ 関西型12cm     卵の目安 2〜3個